初めまして、茨城県で保育士をしております「だいち」と申します。
これからこのブログでは、日々子どもたちと接する中で感じた事や考えた事を綴ったり、または得意分野であるピアノ演奏や弾き歌いの動画などを紹介したりしていきたいと思います。
今回初めての投稿では、私の事について自己紹介をしたいと思います。
保育実技の得意
まず保育実技の中での得意分野は前述した通りピアノ演奏や弾き歌いです。小学校一年生の時の恩師の勧めで二年生から近所のピアノの先生に教えて頂き、練習したりしなかったりといったムラはあったものの(笑)、先生の素晴らしいお人柄のお蔭でピアノが大好きになり、今日まで弾き続けてきました。
ムラがあるのは今も相変わらずでキャリアの割にはあまり弾けませんが、それでもピアノを楽しむ気持ちは決して忘れたことがありませんでした。
保育外の趣味
保育外の趣味は筋トレや小動物のお世話などで、保育外と言いつつもこれらの趣味も保育で十分に生かすことが出来ています。
筋トレ
朝一番の外遊びでは、今日一日の気合を入れる為に子どもを負ぶってスクワットをします(笑)。単に子どもたちにトレーニングに協力してもらっているわけではなく、子どもたちも喜んでくれている様で、「僕も!」、「私も!」と順番待ちの長蛇の列が出来るので毎日朝から足がオールアウトしてしまいます(笑)
また、スクワットに限らず高い高い(フロントプレス)などの際にも鍛えた筋肉はよく役に立つものです。筋肉痛だと遊べなくなるのが玉に瑕ですが…。
小動物のお世話
これに関しては、園でうさぎさんを飼っているので園内でのお世話はもちろんの事、GWや年末年始などの長期休みには自宅に連れ帰ってのお世話をさせて頂いています。うさぎさんもかなり懐いてくれて、部屋んぽ(ケージから出してお部屋の中での散歩)の際には私の足の周りをモフモフの体を摺り付けながらグルグルと回ったりしてくれます。
以前に実家でうさぎさんを多頭飼いしていたのですが、記憶の限りではあそこまで懐いてくれた子はいなかったように思います。もちろん彼らとの間にも家族としての絆がありましたが、多頭飼育と単独飼育の違いでしょうか…。
『限界への挑戦』
これは趣味とは言えないのか、あるいは趣味と言うべきものなのかよく解りかねますが、『自分の限界に挑戦する』というのも私の好きな事です。『限界に挑戦する』という事で、もちろん人生の師と仰ぐのは故・マッスル北村さんですが、残念ながら筋トレの方向性に関しては真似しておりません(笑)
人間の耐寒能力・適応能力への挑戦
では何について『限界に挑戦』しているのかと言いますと、まず一つ目は『人間の耐寒能力・適応能力の限界』です。
以前の私は転職魔で、色々な保育園・幼稚園・学童保育・放課後デイサービスなどを渡り歩いてきました。その中の一つの幼稚園が『半袖保育』を実施しており、「子どもたちに半袖を着るように言うからには、職員も半袖で過ごすべき」という風潮がありました。
結局冬を待たずに(それどころか梅雨を待たずに…だったかもしれません)人間関係で上手く行かずに退職してしまったのですが、そこで働く為に前年度から半袖チャレンジを実施した所、次の冬にはかなり寒さへの耐性が出来ておりました。そして今年は更に耐性が高まり、今の時期も半袖一枚(下も短パン)で過ごせるようになりました。
更に同時並行で毎日帰ってから冷水シャワーを浴びるのですが、もはやお湯を使っての調整が不要になりました。爪先から、指先からと心臓から遠い所から順応させていくスタンスは変わりませんが、最終的には頭の天辺から真冬の冷水を浴びるわけです。しかもサーモスタット水栓ではなく昔ながらの青と赤の蛇口の青の方だけを捻って…(笑)
もちろん単なる精神論で体をいじめているわけではないのですが、それについてはまた機会があれば書きたいと思います。『薄着チャレンジ』をするとなればとことん限界に挑戦する…それが一つ目の『限界への挑戦』です。
掃除などの『RRTA(リアルリアルタイムアタック)』
そして最近になって始めた二つ目の『限界への挑戦』は、掃除の時間などを使った『RRTA(リアルリアルタイムアタック)』です。
『RTA(リアルタイムアタック)』とは、ゲームをクリアするまでの時間をRT(リアルタイム=現実の時間)で競うものですが、ゲームの世界を出てのRTAなのでRRTAとしました(笑)
2023年は入職年という事で、まずは慣れる事を目標にのんびりと仕事に取り組ませていただきましたが、新年が明けて上司とも「そろそろ効率を上げる事を目標にしよう」という話になりました。
もちろんそこまで極端にやれなどという事は全く言われないわけですが、すぐに限界に挑戦したくなるのが良くも悪くも自分の性なのです。そこで挑戦してみた所、今まで20分近く費やしていた広いホールの掃除機掛けが、何と昨日は6分強で終わってしまいました。
「絶対にこれは世界新記録だ!かのウサインボルトでさえこのタイムは破れないだろう!!」などと一人でにやけていました。まあウサインボルトがホールの掃除機掛けをする事はないでしょうが(笑)
それにしても、本気で取り組んで6分で終わるのなら去年までの20分は何だったのだろうと呆れ返るレベルです(笑)まあ去年の内にのんびり取り組みながら慣れてきたからこそのタイムなのかもしれませんが…。
ただ、掃除機掛けのスピードに掃除機本体が付いてこれない(ノズルの激しい動きでグワングワンと本体が左右に振られてしまう)為に業務用の大きな掃除機を小脇に抱えて掛ける事になるので、ある意味私にしか出来ない芸当かもしれません。その姿がまるで『ルイージマンション』の様なので、初代ルイージマンションのテーマを鼻歌しながら掛けています。鼻歌を歌う余裕があるのでまだまだ限界ではなさそうですね(笑)
私の保育理念『生きるって素晴らしい!を伝える』
最後に、私が子どもたちと接する際に自分の中で理念としている事について書きたいと思います。
それはズバリ表題にもある通り、『生きるって素晴らしい!を伝える』という事です。
「生きるって素晴らしい!」。その気持ちこそが生きる原動力となるのであり、つまりは『生きる力』です。では、それを伝える為には何が必要なのか。
まず思いつくのが「子どもの自己肯定感を高める」という事だと思います。自己肯定感が高くなければ「生きる事が素晴らしい」と思う事は難しいはずです。
しかし、最も注意しなければならないのは「子どもの自己肯定感を高めようとする保育者自身が自己肯定感を持っているか」という事です。話を戻しますと、「保育者自身が『生きるって素晴らしい!』と思っているか」という事に尽きるのです。
「君たちには無限の可能性がある、明るい未来がある」といくら口で言ってみた所で、それを言っている大人自身が自身の可能性を否定し、暗い顔をしていたら決して子どもにその言葉は伝わりません。子どもなりに「大人になったらこんな風になってしまうのかな…」と不安に思ってしまうでしょう。
ですから、保育者自身が毎日を明るい表情で生き生きと過ごす、その背中を子どもたちに見せる事こそが子どもたちの『生きる力』を育む為に最も大切な事だと私は考えています。だからこそ仕事にも趣味にも全力投球し、毎日を楽しみながら生きているのです。
掃除一つ取っても、「掃除なんて面倒くさいなぁ…」などと暗い顔をしながら取り組むのではなく、「クオリティを維持したままどこまでタイムを縮められるか」に挑戦し、世界新記録(?)が出れば本気で喜ぶのです(笑)
私は子どもたちだけでなく、大人にだって無限の可能性があると考えています。年を取ったら出来なくなる事よりも、知恵が付いて出来るようになる事の方が遥かに多いと考えているので、子どもたちよりも可能性が広がっているとすら考えています。
これから生涯を掛けて、一人でも多くの子どもたちに「生きるって素晴らしい!」を伝えていきたいと思います。このブログで綴ったその軌跡が読者の方々の道標となる事はないでしょうが、笑いのタネにでもしていただけたら幸いに存じます。
これからどうぞよろしくお願い致します。